会計コース

コースの概要

会計は企業経営を行うための必須のツールであり、現代ビジネスで活躍していくためにはその知識の習得は不可欠であるといえます。会計はその対象とする内容が広範囲にわたり多くの分野があります。どれだけの利益を上げたか、あるいはどのような財務状態にあるのかを外部に対して報告するための「財務会計」、内部管理のための資料を提供する「管理会計」、税金計算を行うための「税務会計」がその主なものとして挙げられます。

会計コースではこれらの分野について基礎から応用まで各段階に応じた授業を受講することによってバランスよく知識を身につけることができます。

また公認会計士、税理士などの会計プロフェッションの資格試験、簿記検定試験の合格を目指される方には、その基礎部分の知識を学習していただくとともに合格に向けてのアドバイスを受けることもできるような指導体制をとっています。

1年次 : 基礎的な知識・教養修得のためのトレーニング
              ↓
2年次 : 会計に関する基礎的な知識修得のためのトレーニング
              ↓
3年次 : 会計に関する専門的な知識修得のためのトレーニング
              ↓
4年次 : 現代社会に対応する会計知識修得のためのトレーニング

主な講義紹介

■ 簿記論
担当教員 : 吉田 康久 教授
会計関連科目の第1ステップとして、複式簿記の初歩からその全体的な構造までを理解できる知識を修得することを目標としています。簿記を含む会計の知識は、今日、社会の各方面で非常に重要性が認知されています。1年次から、目的意識を持って勉学に励むことが、その後の税理士試験や公務員試験など上級試験への基礎固めとなることでしょう。
■ 財務会計論
担当教員 : 島永 和幸 教授
財務会計の講義では、わが国の会計制度の基礎的な内容について学習し、企業の財務担当者や税理士・公認会計士などに必要とされる財務会計の知識を修得することを目的とします。
■ 会計監査論
担当教員 : 安井 一浩 教授
会計監査の諸問題に関する基礎知識や考え方を学習します。また経済社会における監査の役割と規制する法令についても知識を修得することを目的とします。